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東北大多元研 クライオ電顕利用説明会のお知らせ

東北大多元研 クライオ電顕利用説明会のお知らせ

2023.12.21
クライオ電子顕微鏡(通称クライオ電顕)とは、透過型電子顕微鏡(Transmission Electron Microscope; TEM)をベースに、液体窒素等で冷却した試料に電子線を照射して観察する装置です。溶液中に分散しているタンパク質等の生体分子の観察に適しています。
生体分子の水溶液を急速凍結することで非晶質の氷に覆われた薄膜にし、液体窒素等で冷却した試料ステージ上で低温に保持したまま電子線を照射し、電子顕微鏡像を撮影します。最近タンパク質の3次元構造を目にしますが、これはクライオ電顕で多数撮影した画像を平均化処理し3次元構造へと再構築する手法(単粒子解析法)によるものです。

東北大学多元物質科学研究所に導入されたCRYO ARMTM 300Ⅱは、安定性の向上・最適な電子ビーム制御により、高速で高品質な画像データを取得できる装置です。
 
下記のとおり、学外の方を対象としたクライオ電子顕微鏡利用説明会を開催いたします。
 
日時: 2024年1月25日(木) 14:00~16:00
場所: 東北大学片平キャンパス南総合研究棟2 大会議室
参加申込: https://forms.gle/WaSPbtZgyaKuC172A
 締め切り2024年1月20日(土)
 
現地参加・オンラインのハイブリッド開催となり、現地参加におきましては、クライオ電顕の見学ツアーもございます。
皆様のご参加をお待ちしております。
 
下記の資料、ご参照ください。
 
 
【お問合せ】
 ・東北大学 多元物質科学研究所 産学連携
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